緩和ケアチーム

緩和ケアチーム(Palliative Care Team:PCT)

  • 患者の生命予後を考慮した最善の薬物/非薬物療法の相談・提案
  • オピオイド適正使用のための院内スタッフへの情報提供

活動内容

緩和ケアチームは、緩和ケア医、精神腫瘍医、看護師、薬剤師、臨床心理士、理学療法士、栄養士から構成され、院内スタッフや院外の医療・福祉従事者と連携してチーム医療を提供しています。2007年6月より緩和ケアチームが結成され、2009年4月からは緩和ケア部としてチーム活動を行っています。現在は2名の薬剤師がチームで活動しています。
薬剤師は、身体症状(痛み、呼吸困難、悪心・嘔吐、倦怠感など)や精神症状(睡眠障害、不安、せん妄など)の原因を医学的/薬学的観点からアセスメントし、緩和ケアチームとして患者に最適な薬物/非薬物療法の相談や提案を行っています。
さらにオピオイドを適正使用の普及に力を入れています。医療者の経験年数や職種に関わらずオピオイドの適切な選択、投与量の設定、オピオイドスイッチ、オピオイド換算などを行えるようにオピオイド適正使用マニュアルを作成し、院内スタッフへの情報提供を行っています。
辛い症状を抱える患者さんがより良い生活していただけるようにチームの一員として努力を続けています。