術後回診チームの主な業務
術後回診チームは当院の周術期ケアセンター内にて術後管理の部分を担当している。周術期ケアセンターに関しては当病院のホームページを参照。
術後回診チームは2016年度に結成され、麻酔科医師、手術室担当薬剤師、手術室看護師、臨床工学技士で構成される。術後痛や、術後悪心・嘔吐(postoperative nausea and vomiting:PONV)の評価、手術や麻酔合併症の早期発見などを行っている。他にも、病棟薬剤師・看護師や診療科医師への積極的な提言や、クリニカルパスの改定にも力を入れ、多職種チームによる周術期管理の質の向上に努めている。
日常業務では、薬剤師と看護師の2名で術後患者の回診を行い、医師業務のタスクシフト/シェアを実現している。令和4年度に新設された術後疼痛管理チーム加算も算定しており、専任の常勤薬剤師・看護師の他、研修を積み一定の基準に到達した薬剤師と看護師で日々の業務を行っている。